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<2022年版>おすすめアシックスランニングシューズ3選

ランニングシューズはアシックスを主に使用しており、これまで20足は履いている。以前はターサーシリーズを履いていたが、近年は新しいシューズも増えている。最近愛用しているアシックスシューズを簡単にレビューしておく。

 

エボライド3(EvoRide3)

ジョグはエボライド3を使用。前作のエボライド2に比べて軽量化されており、25.5㎝で実測190g(片足)。クッション性のあるジョグシューズとしては、かなり軽いモデル。価格も1万円弱と手頃。

つま先がせりあがったガイドソールを搭載したエナジーセービングシリーズのシューズ。楽に走れるというコンセプトのとおり、自然と足が前にでるような感覚があり、走りやすい。他ブランドでも、ロッカー構造などと呼ばれる同様のシューズがあるが、エボライドは完成度が高い万能シューズという印象。

前作のエボライド2を使い始めてから、ターサーシリーズでは走りたくなくなるぐらい革命的だった。普段のジョグはキロ5分ぐらいで走っているが、キロ4分ぐらいのペース走でも問題なく使える。クッション性も程よくあり、30㎞程度のジョグでも使用感は良好。

前作のエボライド2と比較すると、エボライド3はミッドソールが柔らかくなり、足が前に出る感覚はやや薄れた印象だが、癖がなく使いやすい。

ちなみに、他のシューズは26㎝を使用しているが、エボライドは若干前足部にゆとりがある印象があり、25.5cmを使っている。

 

メタスピードエッジ+(META SPEED EDGE+)

Amazonでメタスピードエッジ+が見当たらなかったので、リンクはマジックスピード2)

メタスピードエッジ+は、レースとスピードトレーニングに使用。メタスピードはアシックスが本気を出したカーボンプレート厚底レーシングシューズ。初代モデルのメタスピードスカイで昨年はフルマラソンの自己ベスト3時間8分を達成。2代目のメタスピードスカイ+も購入したが、2代目はメタスピードエッジ+の方が走りやすかったので、メタスピードエッジ+を主に使用している。

メタスピードスカイ+は、大きなストライドで速いペースで走らないと反発力が生かしきれないと感じた。キロ3分で走るようなエリートランナーはメタスピードスカイ+の方が速く走れるのかもしれない。

メタスピードエッジ+は、無理なく反発を得て前に進む感じがある。初代メタスピードスカイとも近い走好感だ。ターサーシリーズで走っている時と同じ感覚で走っても、1キロ当たり10秒ぐらい速く走れる感じで、シューズの進化は凄い。

厚底だが重さは26㎝で実測197g(片足)と軽量。安定感も特に問題はなく、走りやすい。薄底のシューズに比べると、ふくらはぎの疲労を感じにくく、フルマラソンでも信頼できる。価格は27500円と高価だが一度履いたら手放せないシューズだ。

 

フジライト2(Fujilite2)

トレイル用シューズはフジライト2を使用。現在はフジライト3が発売されているが、ほとんど変わらないようである。

エボライドのトレイル版のような印象で、癖がなく使いやすいシューズ。価格も1万円弱と手頃だ。重さは26cmで実測243g(片足)。トレイル用シューズとしては軽い部類だろう。

ソールは柔らかく、屈曲性が高い。若干ロッカー構造になっているが、前に転がる感覚は控えめ。アウトソールのラグは、あまり深くないが、ほとんどのトレイルでは問題なくグリップする。

海外メーカーのトレイルランニングシューズでは、靴擦れすることが多いが、フジライト2では一度も靴擦れしていない。フジライト2は、あまり人気がないというか、積極的に売る気がない感じもするが、無くなってほしくないシューズだ。