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富山マラソン2022

富山マラソン2022に出場。グロス3時間9分54秒で完走。サブスリーを目指したが、去年の自己ベストより1分30秒遅い結果となってしまった。中間点は1時間28分45秒、30kmは2時間6分16秒で去年よりも速かったが、32㎞以降大幅に失速してしまった。

<レースプラン>

最初から4:10/kmペースぐらいを目標に、後半の失速を4:30/kmまでに抑えて、サブスリーを狙う作戦だった。また、前半は飛ばしすぎないよう、21kmまではサブスリーのペーサーを抜かないように計画していた。

シューズはメタスピードエッジ+、ウェアはアンダーアーマーのノースリーブに、アシックスのランパン。補給食を持つか少し迷ったが、何も持たずに軽量装備で挑むことにした。

<前半>

去年より少し早めに家を出て、スタート会場に向かう。会場に着いたらすぐに荷物を預けて、トイレに行き、スタート列に早めに並ぶ。去年はDブロックからのスタートだったと思うが、今年はBブロックからのスタート。ブロックの中でもかなり前の方に並んだ。最初からサブスリーのペーサーが見える状況でスタート。序盤は作戦通りペーサーから少し離れた位置でついていった。

天気は良く少し暑めだったが、給水を取りすぎるとお腹の調子が悪くなりそうだったので、給水は飛ばし飛ばしで取っていく。序盤は混雑していることもあり、無理に給水を取らない方が落ち着いて走れるなという感覚もあった。

体調は悪くなく、ハーフまでは徐々にペーサーに近づいていく感じだった。新湊大橋の辺りでは、サブスリーの集団の先頭を走る形となった。ペーサーの人の掛け声やアドバイスを聞きながら、新湊大橋の下りはリラックスして慎重に下るように心掛けた。

<後半>

21㎞以降は4:10/kmペースぐらいで、サブスリーのペーサーについて走る。徐々に疲労感があり、このまま行けるのだろうかと不安な気持ちになった。31㎞過ぎで急に両足が攣りそうな感覚があり、そこから一気に足が動かなくなってしまった。サブスリーの集団から、すぐに離されてしまった。

32㎞以降は、しばらく走ったら、少し歩くという感じだった。1㎞ごとの旗を目標に、「次の旗までは走って、それから少し歩こう」と、自分に言い聞かせながら走った。エイドでは多めに給水し、コーラやお菓子で糖分を摂ってみたが、あまり回復はしなかった。38km辺りは緩やか登りだが、かなり辛かった。登れば下りは楽に走れるはずと考えて、我慢して登った。

40㎞以降はラストだから頑張ろうと思うが、思うように体が動かず、悔しさを感じながらのゴールとなった。

<感想>

練習でハーフマラソンの距離を走った際は、去年よりも4、5分速かったので、サブスリーも狙えそうと思っていたが、去年よりも遅い結果となってしまった。フルマラソンは難しい。

失速を見越して前半をさらに速く走るというプランもあるが、やっぱりイーブンペースの方がよいだろうか。もっとゆっくり走ったレースでは、後半も失速せずにフルを完走したこともあるので、十分な練習ができれば、サブスリーペースでも失速せずにゴールできると思う。

今年は大会前数か月の月間走行距離は200㎞程度で、練習不足な感じは否めなかった。練習の質も大事だが、ある程度の距離は走っておく必要があるだろう。内容面でも今年は9月、10月に3時間程度のトレイルのレースに出たが、ロードでの30㎞走ができなかったのが悔やまれる。次回のフルマラソンは、もっと練習して挑もう。