考えるバカ

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第11回柏崎マラソン

IMGP2444

柏崎マラソンに出場。初フルマラソン。3時間11分52秒(ハーフ通過:1時間30分41)で完走。3時間15分の目標は達成出来た。 元々はサブスリー狙いだったけど、8月に左足膝下を痛めて、あまり練習ができなかったので、目標を引き下げた。なので、一応の目標達成。

  • 0-5km 20:19
  • 5-10km 21:54
  • 10-15km 22:00
  • 15-20km 21:49
  • 20-25km 21:48
  • 25-30km 22:50
  • 30-35km 24:15
  • 35-40km 25:20

金沢から鈍行を乗り継いで、柏崎へ。駅前のホテルに宿泊。5時半起床で、7時45分に会場の陸上競技場着。フィールドでアップしながら開会式の放送を聞く。ゲストのエリック・ワイナイナの喋り方が面白かった。「マラソンはそんなに楽しくないよ。苦しいよ。苦しんで苦しんで走ってください」というようなことを言っていたのが印象的だった。

 9時スタート。序盤はペースが分からず、第2か第3ぐらいの集団の後ろに着いていく。5km23分のイーブンペースで行くつもりだったのだが、5km地点の通過は20分19だった。速すぎると思ってペースを落として集団から離れる。おそらくサブスリー狙いの人が多いから、5km20分から21分で集団が形成されやすいんだと思う。

 7km地点ぐらいで同じようにペースを落としたオッサンに話しかけられる。オッサンは3時間10分が目標だそうで、15kmぐらいまで並走する。リラックスして筋肉が疲労しないように意識する。

 17kmぐらいの小さな峠を越えると、日本海からの風が強く吹きつける。風が強いので、集団について風よけに利用したかったが、人があまりいなくて、中盤からは、ほとんど1人で走っている感じ。ときおり抜いたり抜かれたりする。23kmぐらいの折り返し地点の手前はかなりの斜度の坂に加えて、正面から強風が吹きつけて走りにくかった。

 31kmぐらいでゼッケンの安全ピンが1箇所千切れていることに気づく。計測チップが外れないか、ちょっと不安になった。

 33km過ぎで最後の上り坂が終わって下り始めたあたりから、左足のハムストリングスが攣りそうな感覚がする。心肺は余裕だが、足が動かなくなる。 無理にペースを維持しようとせず、リラックスして走り続けるように意識する。その辺りから、立ち止まったり歩いたりしているランナーも何人かいて、自分も走るのを止めたいと一瞬思ったりもするが、ジョグでもいいから走り続けようと思い直す。

 ラスト5kmぐらいはペースが落ちた以上に、進むのが遅く感じる。1キロ6分まで落ちても目標の3時間15分は達成できる状態だったので、「5kmのジョグぐらいできない訳がないだろ」と自分に言い聞かせて耐える。沿道の応援はあまり多くないが、声をかけてもらえると励みになる。

 最後の300mは陸上競技場で、後ろからランナーが迫ってきたので、負けないように少しだけスパートできた。そのランナーには結局負けてしまったけど。

 ゴール後は完走証を受け取って、サービスの豚汁を食べる。競技場でだいぶ休んでから、また鈍行で金沢に帰宅。

 アップダウンと横風は中々タフだったけど、雰囲気は牧歌的で良かった。次のフルマラソンは来年の秋かな。今度は確実にサブスリーしたいと思う。